インドネシア  2012年2月2日(木曜日)
シャープ、二槽式の洗濯機シェア35%目標[家電]

シャープは1日、インドネシアでの二槽式洗濯機の販売シェアを今年は35%に引き上げると明らかにした。2008年に現地生産を開始して以来、生産台数が100万台に達しており、今後もラインの効率化などで増産していく考え。同国を拠点に周辺各国への輸出拡大やアフリカ市場の開拓も目指す。【小故島弘善】



100万台生産記念式典に出席した現地法人シャープ・エレクトロニクス・インドネシア(SEID)の入江史浩社長によると、好調な販売に生産が追いついていない状況という。現在の二槽式洗濯機の日産台数は2,800台ほど。今後は同3,000台以上にする計画を示した。

シャープはインドネシアで08年に現地生産を開始してから、二層式洗濯機のシェアを2009年度(09年4月〜10年3月)に23.8%、10年度に28.0%、11年度に33.5%と着実に伸ばして現在は首位。今年は販売台数が72万5,000台、売上高が9,425億ルピア(約80億円)になると見込んでおり、シェアを35%へとさらに拡大させる方針だ。

さらなる販売増に向けて同日、新たに二槽式洗濯機2モデルを投入すると発表。入江社長は、シャープが同国に支部やアフターサービスなどの拠点が335カ所あり、「日系や韓国系の競合他社が追従できない販売・補修ネットワークを構築している」と拡販に自信を見せた。

シャープの阪本実雄ランドリーシステム事業部長は「インドネシアの洗濯機の普及率は向こう3年で現在の約15%から40%に上昇し、販売台数は日本を追い抜くだろう」と予想。「アフリカもインドネシアと同じく普及率が低く、二槽式が主流」と指摘した上で、インドネシアから他国への二槽式洗濯機の輸出も強化していく方針を示した。

市場調査会社GfKは同国の今年の洗濯機の販売台数は前年比30%増の298万7,400台とみている。このうち二槽式は同29.4%増の206万1,306台で、全自動式などその他は同31.3%増の92万6,094台。

インドネシアでのシャープの2011年度(昨年4月〜今年3月)の家電シェア目標は25%。冷蔵庫が35.9%、ブラウン管(CRT)テレビが35.3%、洗濯機(全自動・二槽式)が28.7%、液晶(LCD)テレビが15.9%となっている。

[P  R]

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