タイ 2012年2月3日(金曜日)
被災団地の発電所開発遅れ、独Bグリム[公益]
独Bグリムなどが出資する電源開発会社、アマタBグリムのプリヤナート最高経営責任者(CEO)は、バンコク北郊パトゥムタニ県のバンカディ工業団地に建設を予定しているガス火力発電所からの電力供給開始時期が、少なくとも6カ月遅れるとの見通しを示した。
ポストトゥデーによると、当初は2014年6月から、タイ発電公団(EGAT)向けに出力12万キロワット(kW)で供給を開始する予定だったが、昨年末の洪水被害で「政府の洪水対策を見極めるべき」との意見が出資者から相次ぎ、開発遅延が避けられなくなった。
Bグリムのハラルド・リンク会長はタイ政府に対し、「大使館の発表だけではなく、民間の広告代理店を通して政府の洪水対策・見通しを世界に発信し、投資家の不安を払拭(ふっしょく)すべき」と提案している。
アマタBグリムは向こう7年をかけて国内外の発電所の数を16カ所に増やし、総出力を200万kWに拡大する計画を打ち出している。投資総額は約650億バーツ(約1,600億円)。